恐れていたメルトダウン/小出先生メール転載
依然、陸前高田の親戚筋の安否が分かりません
恐れていた、メルトダウン
二度目の長い長い夜が始まりました
MLで、京大・原子炉研究所の小出先生からのメールが届きました
普段、こういったニュースには慎重な意見を言われる先生がここまで書くのは余程のこと
転載します
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皆様、福島原発は破局的事故に向かって進んでいます。
冷却機能を何とか回復して欲しいと願ってきましたが、
できないままここまで来てしまいました。
現状を見ると打てる手はもうないように見えます。
後は炉心溶融が進行するはずと思います。
それにしたがって放射能が環境に出てくると思います。
その場合、放射能は風に乗って流れます。
西向きの風であれば、放射能は太平洋に流れますので、日本としては幸いでしょう。
でも、風が北から吹けば東京が、南から拭けば仙台方面が汚染されます。
今後、気象条件の情報を注意深く収集し、
風下に入らないようにすることがなによりも大切です。
周辺のお住まいの方々は、避難できる覚悟を決め、情報を集めてください。
2011/3/12 小出 裕章
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